カリキュラム

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導入教育 フレッシュマンセミナーⅠ-Ⅱ/情報リテラシー
情報処理技術系 コンピュータ科学基礎/コンピュータ科学基礎実習/インターネット基礎/情報基礎理論/データベース基礎/情報処理技術論Ⅰ-Ⅳ/プログラミング概論/プログラミング基礎Ⅰ-Ⅱ/プログラミング応用Ⅰ-Ⅱ/データベース設計Ⅰ-Ⅱ/ディジタルシステム工学/ディジタルシステム工学演習/情報ネットワーク
医学?医療系 医療概論/人体構造?機能論/臨床医学総論/臨床医学Ⅰ-Ⅵ/医療管理論Ⅰ-Ⅱ/診療情報管理論/診療情報分類法総論/診療情報分類法Ⅰ-Ⅱ(演習)/医療事務総論/診療報酬請求事務総論/診療報酬請求事務論Ⅰ-Ⅱ(演習)/レセプトシステム概論(演習)/診療情報管理セミナーⅠ-Ⅱ/医療安全管理論
医療情報系 医療情報学概論/医療統計学/医療統計学演習/医療情報システム論Ⅰ-Ⅱ/医療情報技師セミナーⅠ-Ⅱ/Web基礎/WebプログラミングⅠ-Ⅱ/医療情報システム実習Ⅰ-Ⅱ/応用情報数学/データ構造とアルゴリズム/数値解析/医療情報科学論/医療経営入門/画像情報処理/マルチメディア工学/1年生医療情報セミナー/2年生医療情報セミナーⅠ-Ⅱ/3年生医療情報セミナーⅠ-Ⅱ
病院実習
卒業研究Ⅰ -Ⅱ

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科目紹介

卒業研究
当学科は資格取得を目指すだけでなく、卒業研究にも力を入れています。研究テーマは主として医療と情報に関連するものですが、学生さんの希望に応じて多岐にわたる分野から取り上げています。最近のテーマを列挙すると、「電子カルテの入力インタフェースに関する研究」、「医療制度の国際比較」、「診療情報管理士についてのe-learningシステムの開発」、「Cacheによる就職支援システムの構築」、「語学学習の為の反復演習システム」「ポータブル心拍測定器による計測と解析」、「機械学習や人工知能に関する研究」、「スマートフォンを用いたアプリケーションの開発」、「医療ロボットに関する研究」、「ビッグデータの解析」、「量子コンピュータに関する研究」、「外国人医療問題に関するフィールド調査」、「学科紹介用?授業教材用動画コンテンツ作製」などがあります。
学科の卒業研究は、3年生後期から始まり、4年生までの1年半です。卒業が迫った2月に学科全体で卒業研究発表会を行い、優秀な研究発表は表彰します。各研究室では、勉強だけでなく、お花見やバーベキューパーティなどの企画を通じて仲間との絆を深めます。このことを通して、卒業後も末永く付き合うことが出来る真の友人が得られれば幸いです。3年生と4年生が密に接する機会が多く、勉強?資格対策?就活?バイトなど、身近な先輩に気軽に相談ができます。以上のような1年半の卒業研究を通じて、社会人として必要な本物の底力(未知のものに対して自ら考えて行動ができる。仲間と共に問題解決に取り組める。年齢の異なる人?様々な価値観を持つ人とコミュニケーションができる。など)をしっかりと身に付けることができると考えています。
医療情報システム機器や情報処理機器を体験し特徴や機能を学ぶ
医療情報システム実習Ⅰ?Ⅱ(3年生)では、情報処理技術、医療情報システム、医学医療等関連システムの実習をおこないます。
情報処理技術を中心としたテーマでは、IoT機器で利用が期待されるラズベリーパイをもちいた基礎情報学実験、ロボット制御のプログラミングをおこないます。
医療情報システム、医学医療等関連システムを中心としたテーマでは、電子カルテシステム、遠隔医療システムやMatlabを利用した医療画像の解析や、医療に関するデータを様々な観点で解析する医療データ解析などをおこないます。
この他に工学の基礎となる実験もおこないます。
さらに病院見学を実施し、医療情報システムの最新の状況や実践の内容を学びます。
電子カルテの役割や操作方法を学ぶ
電子カルテ実習は医療情報システム実習Ⅰ?Ⅱ(3年生)の中で行います。実際の医療現場に導入されている「電子カルテ」を使用し、電子カルテのしくみや入力方法、診療時にどのように使われているか、コンピュータ内でどのような処理が行われているのかなどを体験的に学びます。
電子カルテとは、従来、医師が診療の経過や検査結果、X線写真の結果などの医療情報を記入していた紙のカルテ(診療録)に代わり、コンピュータを使って記録する仕組みです。医療情報を一括して管理?編集したり、データベースに記録したりすることができます。将来、電子カルテの設計や運用、並びに、電子カルテからの医療情報を活用する専門家として、病院や企業で活躍するために必要な知識を修得します。
パソコンの組み立てを通じてコンピュータやインターネットについて理解を深める
コンピュータ科学基礎?基礎実習(1年生)では、まず講義でコンピュータやインターネットの基礎的な内容を学習します。次に実習でパソコンを組み立ててOS(Windows)をインストールします。さらにパソコンの設定や周辺機器との接続、LANケーブルの作成、インターネットとの接続を行います。
インターネット基礎(1年生)では、インターネットのことをさらに理解するためにサーバーの構築を行い、サーバーの運用やインターネットサービスの設定と管理を行います。これらの実践を通じて医療情報システムを管理、担当できる能力を修得します。
勉強したい内容を専門的に学ぶ
3年生医療情報セミナーⅠ?Ⅱ(3年生)は、学生が勉強したいと思うテーマについて、そのテーマを専門的に教えることが出来る教員に師事して学ぶ科目です。初回の授業日で各教員から担当予定の教育内容について説明を受けたうえで担当教員と相談しながらテーマを決め、その後専門的な技能?知識を修得します。

卒業後の進路(就職?進学)

1)病院の運営に必要な医療制度と臨床及び医学に関する知識、2)コンピュータシステム?プログラミング?データベース?統計学などの知識とスキルを活かせる方面に就職しています。
1)と2)の両方を活かした就職先として、病院事務系(診療情報管理士、病院内のネットワーク?クライアント管理などを行なう情報管理部門、事務総合職、医療事務など)や、病院情報システム開発系企業(電子カルテ?オーダリングシステム?部門システムなどの病院情報システムの開発)などがあります。これらの他に、2)を活かし、自治体システム、社内システムなどの開発系企業や、組み込み系企業(自動車、航空機などのコンピュータ制御システム開発など)への就職などもあります。

当学科では1)と2)の両方が学べますが、自分の進みたい道に合わせて重点的に学ぶ内容を決めることができるカリキュラムが組まれています。

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