新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、今年は一堂に会しての入学式を行うかわりに、4月2日(木)または3日(金)に学科?専攻別に分かれての入学式と新入生オリエンテーションを行いました。
オリエンテーションに先立って、入学式として豊田長康学長の式辞と髙木純一理事長の祝辞が放映されました。豊田長康学長は「今回の新型コロナウイルスのパンデミックは、人々の健康が脅かされるということが、国の根幹を揺るがす、きわめて重要な事態であることを、国民に再認識させることになりました。このことを裏返せば、医療?福祉スペシャリストに対する国民の期待が今後ますます大きくなり、まさに、本学の建学の精神である『科学技術の進歩を真に、人類の福祉と健康の向上に役立たせる』ことが、私どもに強く求められるということであります。本日入学された皆さん全員が、どん欲に最新の科学技術の進歩を学んでいただくと同時に、他者に対する思いやりの心を育んでいただき、国民が期待する『知性と人間性を兼ね備えた医療?福祉スペシャリスト』に成長いただくことを期待しています」と式辞を述べました。
髙木純一理事長は「皆さんは、将来医療福祉の分野で貢献したいと本学を希望されたことと思います。しかし、そのためには、国家資格や専門資格を取得しなければなりません。どうか、初心を忘れずに、『福祉と健康の向上』に役立つ人となれるよう頑張ってください。これからの日本は、超?超高齢社会が続き、3人に1人が高齢者という時代になります。このような社会では、医療や福祉は今後ますます重要になります。この大学でしっかり学んで、日本を支える、医療や福祉のスペシャリストになってください」と激励の言葉を贈りました。
オリエンテーションでは学科長?専攻長からの祝辞の後、履修登録や自宅で受けられるオンライン授業についての説明が行われました。本学においては登校しての授業の開始日を大幅に延期しカリキュラムの変更などもやむを得ない状況ですが、学生の皆さんへの教育へマイナスの影響を最小限に留めるよう、最大限の努力を行っていきます。