去る9月2日(金)、大学院保健科学研究科博士後期課程 Fan Wenさんが博士号を取得し、帰国の途につきました。コロナ渦の中、3年間、外国での努力を労い、成果を称えると共に、本学へのメッセージを翻訳、披露します。
「まず、9月のこの気持ちの良い日に鈴鹿医療大学の卒業生となれたことを大変光栄に思います。
学校の先生方のご指導、ご鞭撻、ご心配は、今でも私の耳に残っています。
ここで私は、厳しい研究姿勢、努力の精神、そして挫折や失敗を恐れない高い精神を学びました。
異国での孤独や寂しさは、先生方のお付き合いや気遣いで解消されました。
私はここで、深い誠意と熱意を感じました。
ここで学んだこと、見たことを糧に、私は母国に戻り、日本への留学を希望する人たちをより多く指導していきたいと思います。
また、職場でも、日中間のリハビリテーション医学の交流と協力に貢献できるよう、努力を続けていきたいと思います。
親愛なる先生方、学生の皆さんには、古来より相互に結びついた文化、食事、衣服、建築などを体験するために是非中国へ来ていただきたいと心から思っています。
最後に、お世話になった先生方、学生、指導者の方々に、改めて感謝の気持ちをお伝えします。」 Fan Wen
-リハビリテーション学科長 畠中泰彦-