日本薬膳学会(髙木久代 代表理事)は、東西医学を融合した日本独自の薬膳の確立をめざし、2013年に本学の教員が中心となって設立されました。「日本風土に根差した」「日本人に適した」「日本から発信する」薬膳を科学的な視点でとらえながら研究?実践するとともに、それらを担う人材育成に尽力しています。
「いつまでも美味しく食べられる未病を癒す旅」をモットーに、学会の活動を通じて様々な分野とのコミュニケーションを活発に行い、分かりやすい薬膳とその活用法を広めることを目的としています。この度、日本薬膳学会より2冊の書籍が発行されました。皆さまの健康増進にぜひご一読ください。
■「はじめての薬膳~簡単で美味しくて運気も上がる!~」
著 者:日本薬膳学会 代表理事 髙木久代
出版社:かざひの文庫
発行日:2023年12月2日
薬膳の基礎から分かりやすく解説されていますので、初めて薬膳を学ぶ方にも最適な1冊です。著者の体験談を交え、薬膳の基本的な知識を通じて、食が私たちの日常の健康と幸福にどれほど影響を与えるかを解説しています。ご自身で薬膳料理を作っていただけるようレシピも掲載されています。
■「和の薬膳」
著 者:日本薬膳学会 編?鈴鹿医療科学大学 協力
出版社:講談社
発行日:2024年1月30日
本書は薬膳の基本的な考え方「三因制宜」に基づき、「日本の風土?日本人に合った薬膳」を実践し健康を保つために考案された、私たち日本人に合う「和の薬膳」です。季節や体質?体調に合った食材を使い健康に役立つレシピと解説が、写真とイラストで分かりやすく紹介されています。