12月15日(土)~16日(日)新潟市で開催された第16回日本機能性食品医用学会総会において、本学薬学科の鈴木宏治教授(分子病態学研究室)と医療栄養学科の西岡淳二教授が発表した演題「炎症血管内皮細胞および単球/マクロファージの遺伝子発現に及ぼす乳酸菌発酵ヤマブシタケの効果」の内容が高く評価され、優秀演題賞を受賞しました。
鈴木教授と西岡教授は、美味で希少であることから“幻のキノコ”とも呼ばれている「ヤマブシタケ」の乳酸菌発酵食品がヒトの血管内皮細胞や単球/マクロファージの遺伝子発現に及ぼす影響を解析し、その結果、この食品に含まれている成分が血管の傷害局所における止血と炎症の拡大と制御、血管弛緩による血流促進、認知機能に関わる神経細胞の増殖促進、癌細胞の増殖抑制などの作用をもつ可能性を示しました。