2018年に論文誌Radiological Physics And Technologyに、保健衛生学部放射線技術科学科 北岡ひとみ助教の論文「Influence of the menstrual cycle on compression-induced pain during mammography: correlation with the thickness and volume of the mammary gland」が掲載されました。
これを受けてこの度、2019年4月13日(土)にパシフィコ横浜で開催された2019年度第75回日本放射線技術学会総会学術大会の表彰贈呈式にて、日本放射線技術学会より研究奨励賞?技術奨励賞を受賞しました。2018年に開催された第11回中部放射線医療学術大会内での奨励賞に引き続いての受賞となり、大変喜ばしいことです。
この論文は、マンモグラフィ撮影時に、患者さんが抱く疼痛への不安をもとに、少しでも痛みを和らげることはできないか、被ばくを減らすことはできないか、と投稿されました。
マンモグラフィ、MRI、超音波画像診断装置を用いて月経周期による乳腺容積の変化、乳房圧迫の際の乳腺厚変化、疼痛変化を経時的に観察し、撮影最適時期の推定を行うというものです。本研究が、受診率向上、画質の向上に寄与されることを期待します。