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鈴鹿医療科学大学 東洋医学研究所

RESEARCH

研究について

主な研究内容

当研究所の理念である東洋医学、伝統医学を西洋科学の視点から統合するという考えのもとに、植物成分を中心材料とした免疫学的研究、神経科学的研究ならびに骨代謝研究に有効に活用する。また、本学(鈴鹿医療科学大学)の研究施設?設備?装置の一つとして大学全体の研究活動に利用していきます。

  • 研究1

    うつ病などの神経疾患に有効な中医薬
    および鍼灸治療法に関する研究

    【主要装置】NIRS PCR装置 動物行動解析装置

    わが国では生涯有病率6.7%にも達するとされる「うつ病」に対して、鍼灸や漢方などの東洋医学的アプローチによる治療法の確立を目指している。うつ病により低下した脳機能の解析には近赤外線分光法(Near-infrared spectroscopy: NIRS)を用いている。さらにこれらの治療機序の解明のためにうつ病モデル動物による解析も行っている。また、うつ病に限らず、他の神経疾患に対する東洋医学的アプローチによる研究も行っている。

  • 研究2

    認知症、運動障害など、高齢化社会特有の諸疾患
    に有効な中医薬および鍼灸療法に関する研究

    【主要装置】NIRS ELISA リアルタイムPCR装置

    超高齢社会において問題とされる、認知症や運動障害などの諸症状に対する鍼灸や漢方などの東洋医学的アプローチによる治療法の確立を目指している。NIRSを用いた脳機能解析や認知症モデル動物による解析も行っている。

  • 研究3

    自立動作支援ロボットスーツ HAL??と
    鍼灸治療の併用に関する研究

    【主要装置】自立動作支援ロボットスーツ HAL??

    サイバーダイン社の自立動作支援ロボットスーツHAL?(Hybrid Assistive Limb?)を用いたリハビリテーションと鍼灸治療を併用して行い、歩行訓練の妨げとなる筋緊張の亢進および弛緩を緩和し、運動機能の回復に寄与することを目的とした研究を行っている。

  • 研究4

    中医学理論に基づいた薬膳による未病(病気として
    現れる前の不調)の改善および健康増進に関する研究

    【主要装置】酸化ストレス測定装置

    中医体質問診票 (CCMQ-J)を用いて、中医学理論に基づいた薬膳による未病(病気として現れる前の不調)の改善および健康増進に関する研究を行っている。さらに被験者の唾液コルチゾルや尿酸化ストレスの解析により薬膳によるストレス緩和作用の検証も行っている。

  • 研究5

    近赤外線分光法(Near-infrared spectroscopy
    : NIRS)を用いた脳機能およびその障害に対する研究

    NIRS解析画面の一例

    その他、NIRSを用いた脳機能の解析を行っている。

  • 研究6

    骨粗鬆症、高脂血症などの生活習慣病に有効な
    中医薬および鍼灸治療法に関する研究

    【主要装置】DEXA(骨塩定量測定装置), HPLC(高速液体クロマトグラフ)

    骨粗鬆症、高脂血症、高血圧等の生活習慣病に効果のある漢方薬をスクリーニングし、分子生物学的?生理学的研究により予防及び治療に有効な生薬処方が見出されている。鍼灸の効果についても新しい知見が得られている。

  • 研究7

    花粉症、関節炎などの免疫性疾患に有効な
    漢方薬及び鍼灸治療法に関する研究

    【主要装置】シーケンサ , フジ イメージアナライザー

    花粉症などの重要な免疫系疾患に効果のある中医薬をスクリーニングし、その作用機構の研究を行っている。また、鍼灸により花粉症体質が改善される可能性も見出している。

  • 研究8

    末梢神経の再生に有効な漢方薬及び
    鍼灸治療法に関する研究

    【主要装置】レーザー顕微鏡 , クリオスタット

    切断された末梢神経の再生に効果のある中医薬をスクリーニングし、その作用機序の研究を行っている。また、鍼電気刺激による末梢神経の再生への影響について追求している。

  • 研究9

    脳機能及びその障害に対する解剖?電気生理及び
    病態生理学的研究

    【主要装置】パッチクランプ実験装置 , 生体システム神経生理学実験装置

    脳機能及びその障害に対して神経細胞レベルでの解析を行うため、パッチクランプ法をはじめとした各種神経生理学実験装置を用いた研究を行っている。

  • 研究10

    炎症関連発がんに関する研究

    慢性炎症は感染症、炎症性疾患、物理化学的因子などの種々の環境因子によって惹起され、世界のがんの約20%以上に寄与すると考えられている。本研究では、分子生物学と病理学の手法を用いて、慢性炎症条件下で生じる酸化?ニトロ化ストレスによるDNA損傷やがん抑制遺伝子発現変動などに注目し、炎症関連発がんの分子機構の解明やリスク評価法の開発を目指している。