
医療科学研究科医療科学専攻では、日々進歩し発展する医療技術に対応することができる柔軟な適応力と、より高度な知識技術をもつ医療人を育成する教育を行います。併せて、医療系の多くの分野を網羅しているという本学の特徴の利点を活用して、他分野のスタッフとも協力しチーム医療の担い手として活躍できる人材教育を行います。このような教育を通じて、地域医療を担う各種の医療機関や医療系企業で、即戦力になり、かつリーダーとして活躍できる幅広い能力を備えた高度専門職医療人の養成をめざします。
社会人学生を多く受け入れていることを考慮して、働きながら学べるように、週末に行う集中的な授業や、勤務先や自宅でもできる論文研究課題の設定など、さまざまな体制が整えられています。特に医療画像学及び放射線治療学分野の東京サテライトコースでは、毎月1、2回、土日の2日間をフルに使った授業を行うことにより、学生の便宜を図っています。
近年、三重県では、健康?医療?福祉?環境産業の創出と集積を目的とした「みえメディカルバレープロジェクト」を推進しており、これを担う人材、すなわち医薬品、化粧品、高機能食品の開発に貢献できる人材の育成が強く求められています。本薬学研究科は、地域産業の進展に貢献できる人材育成の場であり、薬剤師及び薬剤師の資格を有する専門職業人が仕事を続けながら大学院教育を受けられるという面でも非常に期待されています。
本薬学研究科では、臨床現場でリーダーシップを発揮し、複合的な問題?課題に対して理論的に解決することのできる人材、臨床現場における指導薬剤師として、後進の薬剤師及び学生の指導に当たることのできる優れた人材、高度な専門的知識と技能を有し、薬学の教育?研究に携わることのできる人材、今後開発されてくる新規開発医薬品に対応できる知識と技能を有する人材の養成を目指します。