2024年9月10日(火)より、ホテル従業員を対象にした「初動救護員養成講座」がスタートしました。これは、昨年8月に発足した「リカレント教育プラットフォームみえ」の活動の一環として、本学が独自に実施するプログラムです。
三重県鳥羽市の旅館「戸田家」様から、宿泊客が万が一の健康トラブルに見舞われた際に、従業員が迅速に応急処置を行えるようにしたいという思いをお聞きし、双方で検討を重ね、誕生した講座となります。全4回の講座(各回2時間)を受講し、最終日の試験に合格すると、本学独自の「初動救護員認定証」と特製ピンバッチが授与されます。
講座の目的
「お客様は自分たちが守る」。従業員が日々の業務中に、客室や食事会場、風呂場などで発生し得る事故に迅速に対応できるよう、応急手当のスキルを習得します。講座では、胸骨圧迫やAEDの使い方を学び、さらに指導要領も理解し、他の従業員に教える力も身につけていきます。
スケジュール
第1クール 9月10日、9月24日、10月8日、10月22日
第2クール 11月5日、11月19日、12月3日、12月16日
講座初日には、フロントスタッフや客室係、ケータリング担当者など10名の従業員が参加し、初歩的な救護手当の技術を学びました。最終日となる10月22日以降には、ピンバッチを胸に付けた従業員が、万全の態勢でお客様をお迎えできるようになります。
「リカレント教育プラットフォームみえ」とは?
「リカレント教育プラットフォームみえ」は、社会人の学び直しを推進する文部科学省の支援事業の一環として、県内14の高等教育機関で構成されています。本学は、三重大学が事務局を務めるこのプラットフォームを通じ、地域のニーズに応じたリカレント教育プログラムを提供していきます。
リカレント教育プラットフォームみえ
―大学事務局―