管理栄養学専攻の学生が「みえの防災レシピコンテスト」で大賞を受賞しました

2021年03月10日

三重県の澳门皇冠足彩_澳门现金网-体育在线2年度「みんなでつくる避難所プロジェクト事業」の「みえの防災レシピコンテスト」において、医療栄養学科 管理栄養学専攻4年生の堀江美佑さんが「みえの防災レシピ大賞」を受賞し、3月6日に三重県総合博物館で表彰式が行われました。

今回のコンテストは、県民参加型予算(みんつく予算)「みんなでつくる避難所プロジェクト事業」の一事業として、県民が日ごろからローリングストックを意識した調理を実践することで、日常生活における調理の面から「防災の日常化」を推進することを目的として、広くレシピを募ったものです。

応募総数149件の中から事前選考を通過した15のレシピを実際に調理して選考が行われ、知事が受賞レシピ(大賞1点と部門賞3点)を決定しました。

堀江さんのレシピ「あいまぜ」は、地域に伝わる郷土料理も防災レシピとなることへの着眼点が高く評価されました。材料には干し椎茸、切り干し大根、高野豆腐、人参、れんこんを使用して栄養バランスも良く、もどし汁を料理に使用するなど工夫されています。日ごろから常温で備蓄できる食材で、簡単に調理できるレシピですので、ぜひ普段の料理としてもお役立てください。

三重県総合博物館では、3月6日(土)~19日(金)10時まで「みえの防災レシピコンテスト」のパネル展示、レシピ集の配布、調理動画の放映が行われます。
レシピ集と調理動画はこちらからご覧ください。

※ローリングストックとは、普段から少し多めに食料や日用品などを買っておき、消費した分だけ改めて買い足していくことで、一定量を常に備蓄しておく方法です。防災活動を特別なことと考えるのではなく、日ごろの生活の一部として考えておくことが大切です。
ローリングストックの例:レトルト食品?乾物?缶詰?飲料水(1人あたり1日1リットルを3日分)?カセットコンロ?ガスボンベ?ウエットティッシュ?乾電池 など