医療健康データサイエンス学科が、医用情報工学科を改組し、2021年4月に開設され、医療健康データサイエンス学科開設記念シンポジウムが5月29日(土)13:30から白子キャンパス6号館で開催されました。
当初、ハイブリッドで開催する予定でしたが、新型コロナウィルスの感染防止のため、一般視聴はオンラインとなりました。参加者数は270名程度で、本学の学生を始め、高校生?高校教員、一般企業、医療機関、行政機関に勤務する社会人まで幅広い方々が参加されました。
シンポジウムのテーマは「医療健康科学×データサイエンス?イノベーション」で、以下のプログラムにより、データサイエンスへの期待と将来に関して講演されました。
1.主催者挨拶:本学理事長 髙木純一、本学学長 豊田長康
2.来賓挨拶:三重県知事 鈴木英敬(ビデオレター)
3.講演:
1)データに基づく医療(EBM)の有用性と将来
三重大学学長 伊藤正明(前三重大学医学部附属病院長)
2)デジタル社会の到来とヘルスケア
三重県最高デジタル責任者(CDO)兼デジタル社会推進局長 田中淳一(オンライン)
3)データを利活用する新しい地域社会
株式会社三重電子計算センター 代表取締役社長 小柴眞治
4)新学科「医療健康データサイエンス学科」の目指す姿
医療健康データサイエンス学科 学科長?教授 鶴岡信治
いずれの講師もそれぞれの立場から、実際のデータに基づく医療?政策?経営判断の重要性と将来展望を具体的なデータを基に講演されました。データサイエンスは、医療の分野だけでなく、幅広い分野で求められており、卒業後は幅広い分野での活躍が期待されていることをお聞きしました。
-医用工学部 医療健康データサイエンス学科 教授 鶴岡信治-