2月10日(木)に開催した第6回薬学セミナーでは、森本正大 助教(題:ケミカルバイオロジー手法を用いた新規ケミカルプロテオミクス手法の開拓)、および福田八寿絵 教授(題:テーラーメイドリスクコミュニケーション)にご講演いただきました。
森本先生には、主に光化学を用いたケミカルプロテオミクス手法について発表いただきました。この手法を用いることによって、生体や細胞に投与された薬物の標的タンパクを、非常に効率よく特定することが出来るようです。福田先生は、近年、リスク情報の伝わり方が個人の属性やリテラシー(情報の読み解き?認識能力)によってどのように異なるのかを、アンケート調査を基に解析されています。今回は、医薬品の適正使用を題材に、「医療従事者が発するメッセージと患者の行動との関連」や、「患者の視覚に訴えるピクトグラムの有効性」を統計的に評価し、その結果を発表してくださいました。
両先生ともに、難しい研究を非常に分かりやすく説明してくださったので、参加された学生さんも研究を身近に感じられたのではないでしょうか?詳細につきましては、添付の講演要旨やスライドをご参照ください。
-薬学部 薬学科 教授 米田誠治-
薬学科 助教 森本正大先生
第6回薬学セミナー講演要旨(森本先生)
セミナー資料(森本先生)
薬学科 教授?医療人底力教育センター長 福田八寿絵先生
第6回薬学セミナー講演要旨(福田先生)
セミナー資料(福田先生)