伊勢志摩?里海トライアスロン大会で学生が救護活動を行いました

2022年09月26日

9月24日(土)に志摩市浜島町で開催された伊勢志摩?里海トライアスロン大会で鍼灸サイエンス学科の学生2名が救護活動を行いました。本大会は競技距離51.5km(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)の大会で、例年、約800名の方々が参加されています。競技が大変ハードであり炎天下の中で実施される大会であることから、競技中の接触事故による傷害や熱中症が多く発生するため、迅速な対応を求められる大会でもあります。

今回、本学科鍼灸トレーナー学専攻の学生2名および教員2名が本大会の救護班として活動に参加させて頂き、スイムおよびバイクパートでは救護テントにて医師や看護師の方々の対応補助や見学、ランパートでは自転車でのコース巡回および選手の傷害、熱中症対応を行いました。

まだ活動経験の浅い学生達だったため、最初はどのように選手の方々に接すれば良いのか、対応すれば良いのかわからない状態でスタートした活動でしたが、医師や看護師、トレーナーの方々が活動している様子を見て、最終的には積極的に選手の方々とコミュニケーションを取りながら、自分達ができることを一生懸命行っている姿がみられました。その甲斐もあったためか、幸いなことに、今大会では緊急性の高い重篤な症状を訴える選手はおらず、大会を無事終えることができました。

トレーナーとして選手と関わる上で、現場では迅速で適切な救護対応が求められます。今後も本活動の様な活動を企画し、少しでも学生達が経験?成長できる場を設けていきたいと考えています。

-保健衛生学部 鍼灸サイエンス学科 助教 長岡伸征-