本学は、本年7月10日(月)~7月14日(金)にかけて、中国河北省所在の石家荘医学高等専門学校(Shijiazhuang Medical College(以下SMC))より、国際交流の一環として同校国際教育学院院長の魏海青教授を団長とする10名(教職員3名?学生7名)の研修訪問団を歓迎しました。
1887年創立のSMCは、臨床医学部、看護学部、歯学部、薬学部、伝統中国医学部、医療技術部の6つの学部で約2万人の全日制学生が学ぶ3年制の私立医療系高等教育機関ですが、本学との類似点が多いことや同校出身者が既に本学で教員として活躍中であることもあいまって、SMCは本学を同校卒業生の将来の留学先として希望検討中の経緯からこの度の来訪となったものです。
5日間の滞在中のご一行が、本学髙木理事長/豊田学長宛表敬訪問?歓送迎会?諸学科授業参観と実習参加?病院および関連医療施設見学?日本文化体験(茶道?華道?日本食等)?交流協定締結協議と署名式?中国駐名古屋総領事館を交えた三者オンライン挨拶交換会等を含む極めて密度の濃い有意義なスケジュールをこなしてくれたことにより、両校にとってコロナ禍後初となったこの度の対面国際交流が実りあるものとなりました。
とりわけこの度の交流成果の象徴と言えるのが、本学にて署名式の挙行に至った両校間の国際交流協定締結でした。これを機に、今後期待される両校間の友好?交流関係の発展が、お互いの機関における教育?研究の国際性向上に寄与することを願っております。
-国際交流センター長 永坂 哲-