臨床工学科の2名が「第1種ME技術実力検定試験」に合格しました

2023年09月25日

6月25日(日)に実施された第28回第1種ME技術実力検定試験に、臨床工学科3年生の中山大輝さんと前川柊翔さんの2名が合格しました。
第1種ME技術実力検定試験は、医療機器や院内設備の専門的な知識と技術について問われる問題が出題され、他の医療従事者に対し、教育?指導ができる資質を検定する試験です。
第1種ME技術実力検定試験の合格率は、30%程度と難易度が高いですが、二人とも通常授業のある中で試験勉強を行い、見事合格することができました。本当におめでとうございます。

-医用工学部 臨床工学科 准教授 中村太郎-

臨床工学科3年生 中山 大輝 さん
今年の4月から第1種ME技術実力検定試験の勉強を開始しましたが、すでに前期の授業も始まっており、毎日の授業と並行して試験勉強を進めることに不安を感じていました。しかし、日々勉強を続けることで理解が深まり、試験合格の手応えを感じ始めてからは、不安を感じることはなくなりました。
試験勉強は、過去問の解説ができるぐらいにテキストを読み込み、また、友人に問題を出し、その問題の解説をすることで知識を定着させていきました。友人と一緒に勉強をすることが、今回の検定試験の合格という良い結果に結びついたと思います。
今後は、試験勉強で得た知識を学内実習、臨床実習で活かし、将来的には患者様に安全安心な医療を提供できる臨床工学士を目指したいと考えています。

臨床工学科3年生 前川 柊翔 さん
昨年、第2種ME実力検定試験に合格したことをきっかけに、入学当初からの目標であった第1種ME実力検定試験の合格を本格的に目指すようになりました。
試験勉強は今年の2月から開始しました。ME1種の過去問はもとより、臨床工学技士の国家試験についても深く理解する必要があるため、一つ一つの分野について丁寧に理解することを心がけました。
資格試験の勉強は長期に渡るため、モチベーションを維持することが非常に難しく、何度か挫折しそうになりましたが、適度な息抜きや気分転換を行うことで、勉強に対するモチベーションを維持し、試験に合格することができました。
私には、教員として大学に戻って来るという目標があるので、今持っている知識以上のことを伝えられるよう、今後も勉学に励みたいと思います。