SUMS自然農園でサツマイモの収穫をしました

2023年10月23日

10月18日(水)、医療福祉学専攻3年生6名が、「家庭教師みっけ」※から発達に障害のある子どもたち5名と代表職員さん1名をSUMS自然農園にお招きして、ともに農作業を行いました。この日の作業は、サツマイモ掘りでした。今年8月21日に実施した農園でのジャガイモ掘りで、参加した子どもたち3名から「とても楽しかった」「また来たい」という感想があり、園芸福祉的な効果が期待できることがわかりました。園芸福祉とは「仲間をつくり、植物と接して、幸せになろう」という活動で、「地域に暮らすさまざまな人たちが、同じ立場で植物を通した多彩な活動を展開し、一緒に楽しみ、豊かな地域社会を創りだしていくこと」です(日本園芸福祉普及協会HPより)。

今回のサツマイモ掘りでは、近隣の自然栽培農家からいただいたサツマイモの苗(5本)を植え付けて約4か月、予想以上の収穫となりました。作業は、子どもたちを主体にして、学生たちはサポート役になりました。参加した子どもたちは「楽しかった!」「また来たい!」「イモ6個もとれた!」「めっちゃデカいのとった!!」と大喜びでした。学生たちとも会話が弾んだり、ハイタッチを交わしたりしていました。代表職員の方からは「畑に入る際のルールを共有する練習や、全体的にコミュニケーションをとる機会がもっとあるといい」というご意見で、今後も農園活動を希望されています。参加学生からは「今回のような農作業から子どもたちそれぞれの特性を知る事ができ、個々への声かけの仕方がわかってきた」という学びがありました。

農薬などの化学物質が、発達障害や精神疾患の原因となるという研究結果が発表されています。鈴鹿医療科学大学ではSUMS自然農園を通して、農薬や化学肥料を使用せず自家採種で栽培された野菜を子どもたちと収穫体験し、そして食べることによって、福祉対象者への支援や制度などによる対症療法的な福祉だけでなく、根治療法的な福祉について、自然環境や食の安全からも考える農園活動を行っていきます。

※「家庭教師みっけ」は、発達にかたよりのある子ども専門の家庭教師事業を展開しています。

-保健衛生学部 医療福祉学科 准教授 合田盛人-