11月22日(水)、医療福祉学科 医療福祉学専攻1年生14名が、白子キャンパスに隣接する特別養護老人ホーム桜の森白子ホームで、開設当初から運営している「桜の森のうえん」にて、利用者さん4名と職員1名と一緒に「園芸福祉」の活動をしました。
利用者さんと学生がコミュニケーションを取りながら、9月に種まきした大根、ピーマンの収穫とチューリップの球根100個を植えました。収穫を楽しみ、また、来春には咲き誇るチューリップを想像して会話も楽しみました。
作業に参加してもらった利用者さんからは「楽しかった。ありがとうございます」「また来てくださいね」と言っていただき、学生からは「施設の利用者さんは農業について詳しく、どの草を抜くべきか、どれを収穫するべきかを話してくれて、楽しみがあることは良い事だと改めて思った」「実際に施設の方と一緒に体験したりコミュニケーションを取ったりすることで、認知機能に良い効果があると思った」という感想がありました。
園芸福祉とは、「花?果物?野菜?その他の緑の栽培や育成、配植、配置、交換?管理?運営?交流などを通じて、みんなで幸福になろうという思想であり、技術であり、運動であり、実践」です。今後も桜の森白子ホームと連携して、多世代交流、高齢者の生きがいづくりなどをめざし「園芸福祉」に取り組んでいきます。
-保健衛生学部 医療福祉学科 准教授 合田盛人-