3月19日(火)、21日(木)、25日(月)の3日間の集中講義で「事例で学ぶ多職種連携」を実施しました。2023年度の受講者は前年度より大幅に増え、全学科から計112名もの学生が履修しました。なお、この講義の履修者には、「SUMS多職種連携教育Basicコース修了証」が授与されます。
本講義はワークショップ形式で、模擬患者の抱える問題を抽出したのちにケアプランを多職種からなる学科混合チームで立案します。年度末3月に3年次生を対象として開講されるため、受講者は4年次の病院実習や就職活動の直前に、多職種連携の意義に加えて難しさと面白さの両面を体験することができます。学生からの振り返りは、「多職種連携により、自分の持つ情報をより深く分析できた」「幅広い視点を持つことにも繋がった」「自職種が他職種からどのように頼りにされているかを実感できた」などで、多職種連携の重要性だけでなく、自職種の役割を再確認することができたようです。
本学における多職種連携教育は、さらに4年次の「実践で学ぶ多職種連携」へと続き、全て履修したあかつきには「SUMS多職種連携教育Advancedコース修了証」が授与されます。4年間にわたる多職種連携教育のコンプリートは自信と誇りにつながります。興味のある方は、先ず「事例で学ぶ多職種連携」をぜひ履修してみてください。今年度は2025年3月の春休み(3月24日、26日、27日)に開講予定です。皆さんの受講をお待ちしております。
最後に、ご協力賜りました担当教職員の皆さまに心よりの感謝を申し上げます。
-医用工学部 臨床工学科 助教 川合真子-
【2024年度 開講予定】