第4回看護学部市民公開講座を開催しました

2024年08月06日

7月27日(土)10時~12時まで、白子キャンパス1号館1701教室において、第4回看護学部市民公開講座を開催しました。テーマは「一緒に考えよう!子育て世代を守るための災害への備え」と掲げ、看護学部長 小児看護学 倉田節子教授、看護学部母性看護学 國分真佐代教授による講義と、母性?小児看護学教員によるグループワーク、防災グッズの展示を行いました。

はじめに、子育て世代を守るための災害への備えについての講義を行った後、3~4名で1組となり、グループワークを行いました。講義では、災害時の妊産婦や乳幼児のこころとからだの特徴、子どものこころとからだの特徴をふまえた対応と備えについて、参加者の皆さまと学ぶ時間をつくりました。グループワークでは、参加者の皆さまに、レジ袋とタオルを使った子どものおむつの作成と、紙コップでの授乳を体験していただきました。グループワークは和やかに実施され、おむつの作成、紙コップでの授乳の体験だけでなく、参加者の皆さま同士で活発に意見交換を行う場となりました。防災グッズの展示コーナーでは、液体ミルクや弾性ストッキングなど、子育て世代特有の防災グッズの紹介を行い、実際に避難リュックを背負ってくださった方もいらっしゃいました。

16名の皆さまにご参加いただき、講座後のアンケートでは「育児をされている方の意見が聞けて、自分が想像できなかったことを考えることができた」、「実演することで実際に必要となった時のイメージをすることができた」など、たくさんのご意見をいただきました。

私たち母性?小児看護学教員も、皆さまから「貴重な機会だった」「グループワークで交流ができて良かったです」と声をかけていただき、一緒に有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

-看護学部-