6月5日(日)、創立25周年を記念して、鍼灸学科主催による市民公開講座「東洋医学で癒しの1日! PartⅠ」を開催し、約200名の方々にご参加いただきました。本講座は、平成21年から開催し、今年で7年目となります。
午前の部では、2つの講演を行いました。第Ⅰ部では、本田達朗准教授が五十肩を例に肩の痛みに対する鍼治療を紹介するともに、「肩の痛みに対するツボケア」や「家庭でできる運動法」について講演しました。第Ⅱ部では、廖世新教授から「糖尿病との付き合い方」と題した講演がなされ、糖尿病予防を中心とした食養生を紹介しました。講演後には、夏バテに効果的な梅、海老、ゴーヤ、きくらげなどの食材を使用した705kcalの「夏を乗り切るための健康薬膳弁当(鈴鹿オリジナル)」を、髙木久代教授の解説を交えながらお召し上がりいただきました。
午後の部では、体験コーナーを実施しました。疲労改善コーナーでは肩こり?腰痛?眼精疲労に効果的な鍼治療の体験と、美容コーナーではリフトアップに効果的な施術体験を行い、多くの方々にご満足いただきました。また薬膳茶コーナーでは、体質にあわせた薬膳茶を振舞い、試飲とともに健康相談を受け付けました。
9月4日(日)には、PartⅡを開催します。日本薬膳学会ご協力のもと、薬膳弁当の提供も行う予定ですので、是非ご参加ください。