2月3日(土)千葉市の幕張メッセで開催された平成29年度日本がん看護学会学術集会にて、看護学部長の大西和子教授が「日本がん看護学会賞」を受賞しました。
この賞は、多年にわたりわが国のがん看護の向上や当学会の発展に大きく貢献した個人に対して与えられるもので、大変栄誉なことです。
大西教授は、国際がん看護学会の理事をはじめアジアがん看護学会設立に尽力し、国際がん看護活動や国際交流に貢献したことが受賞の大きな要因です。国際がん看護学会は、世界中のがん看護師が共に知識?情報の共有をはかる場であり、そこで日本のがん看護の紹介、研究発表などの国際交流を図ったこと、また、がん人口が増大するアジアの中で、研究?教育?実践?政策などを協同していくためのアジアがん看護学会を2013年に設立したことが認められました。
国内においては、北陸?東海地方ではじめて、2002年に大学院修士課程のなかで「がん看護専門看護師」養成を開始しました。現在、多くのがん看護専門看護師が全国で活躍しており、社会的にがん看護専門看護師の重要性が認められるようになりました。これらの国内外の功績が高く評価され、この受賞となりました。