第2回薬学研究科学位論文発表会を開催しました

2019年01月28日

1月24日(木)白子キャンパスにて第2回薬学研究科学位論文発表会を行い、昨年の3名に引き続き本年度は、大学院4年生の内田亮太さん、村上佳人さんの2名が博士論文研究を発表しました。

内田さんは本学卒業後そのまま大学院に進学し、基礎分野での緻密な研究を続け、村上さんは社会人院生として臨床研究を含む実用性の高い研究により、各々素晴らしい成果を出しています。

内田さんの論文題目は「マスト細胞の活性化制御機構に関する研究-亜鉛ウェーブの役割とARF1による活性化制御について-」、村上さんの論文題目は「オキシブチニン塩酸塩経皮吸収型製剤とヘパリン類似物質軟膏の併用療法の最適化に関する研究-過活動膀胱高齢患者への経皮吸収型製剤の適正使用の検討-」で、いずれも本学の学位に相応しい研究の集大成であり、本学教員、学生の他、他機関からの聴衆を交えて活発な議論が行われました。

今年度の学位論文発表会は、葛原医療科学研究科長による総評と川西薬学研究科長からの「閉会の辞」で、盛況の中、終了しました。

本薬学研究科には現在、各学年に2~3名の大学院生が所属しており、今後も質の高い研究を発信するとともに有能な人材の育成に努めます。