去る6月22日(月)に保健衛生学部鍼灸学科髙木久代教授と浦田繁教授が末松則子鈴鹿市長を表敬訪問しました。
和やかな雰囲気の中、髙木教授から鍼灸学科が7年前から実施している薬膳を中心とした講演活動や2年前に鍼灸学科?医療栄養学科が中心となり設立した日本薬膳学会の背景や活動内容、そして市民の皆さまを対象とした薬膳教育である「管理薬膳師講座」などについての説明がなされ、鈴鹿医療科学大学および日本薬膳学会の活動についてのご理解をいただきました。また末松市長からは、市民の健康増進のための食の重要性についてご意見がなされ、官学連携に基づいた市民の皆さまに対する今後の活動について意見交換を行いました。
6月21日(日)には本学において第1回管理薬膳師講座(日本薬膳学会主催)を開催しました。本講座は一般の皆さまを対象に、中国発祥の食養生法である「薬膳学」と西洋医学における「栄養学」を中心に医学の基本から食養生法の応用までを9ヶ月かけて学修する講座です。午前は「からだの構造と機能の基礎:概論?運動器系?循環器系」について鍼灸学科の浦田繁教授より、午後は「中医学基礎:陰陽五行論?気血津液」について同学科山本晃久教授より、それぞれ講義がなされました。講座には33名の方々が参加され、大変熱心に聴講されていました。