医療科学研究科概要
医療科学研究科医療科学専攻では、日々進歩し発展する医療技術に対応することができる柔軟な適応力と、より高度な知識技術をもつ医療人を育成する教育を行います。併せて、医療系の多くの分野を網羅しているという本学の特徴の利点を活用して、他分野のスタッフとも協力しチーム医療の担い手として活躍できる人材教育を行います。このような教育を通じて、地域医療を担う各種の医療機関や医療系企業で、即戦力になり、かつリーダーとして活躍できる幅広い能力を備えた高度専門職医療人の養成をめざします。
医療科学専攻には、11専門分野すなわち、放射線情報学、医療栄養学、臨床検査学(細胞検査士資格取得コース)、理学療法学、作業療法学、医療福祉学、臨床心理学(公認心理師?臨床心理士資格取得コース)、鍼灸学、臨床工学、医療情報学、看護学、医療情報実践学を設置しています。修士課程?博士後期課程とも、個々の学生はこれらのどれかを主分野として、各分野および共通分野の約70の授業科目から幅広く履修します。また、主分野に関わる修士論文研究や博士論文研究を行い、最後に論文作成と審査会を経て修士?博士の学位を取得します。
社会人の方が、働きながら学べるように、週末に行う集中的な授業や、勤務先や自宅でもできる論文研究課題の設定など、さまざまな体制が整えられています。
修士課程
修士課程に関しては、学部教育をより深化させ専門を極めた高度医療技術者の養成を目指してきました。
修了生は医療機関や医療関連企業等に就職しそこで中核となる指導的技術者として活躍しています。
修士論文の要旨(修了生)
「細胞検査士資格取得コース」の開設について
鈴鹿医療科学大学大学院では、中部地区の大学院として初の「細胞検査士資格取得コース」を2020年4月に開設しました。
本学は「めざす資格を確実に取得する」ことを目標に、学部では臨床検査技師国家資格、大学院では細胞検査士認定資格の取得に必要なカリキュラムを展開します。
大学院では、細胞検査士に必要な高度専門教育である細胞診検査学特論並びに細胞診検査診断学実習、さらには提携先病院での細胞診検査実務実習を行います。
本学は、堅実な教育方針に基づいて、学生の夢を、一歩一歩、着実に実現できるよう丁寧に支援します。
「看護学分野」の開設について
2019年4月より、修士課程に「看護学分野」を開設しました。看護学分野では、①科学的根拠に基づき探究?応用する能力、②ヒューマニズムと倫理観を有し高度な看護を実践する能力、③看護職を適切に指導?協力する能力、④看護実践を評価し改善する能力、⑤地域包括ケアシステム促進に向けて適切に調整?連携する能力を有する看護のスペシャリストを育成します。
「公認心理師?臨床心理士資格取得コース」の開設について
2018年4月より、修士課程に「公認心理師?臨床心理士資格取得コース」を開設しました。「公認心理師」、「臨床心理士」 の受験資格に対応したカリキュラムで授業を行います。
公認心理師?臨床心理士資格取得コースの事前説明会について
当該コースの受験を希望される方は、事前説明会をZOOMにて次の日程にて開催しますので、必ずご参加ください。申込締切日までに、大学院課(yamakawa@suzuka-u.ac.jp)までご連絡をお願いします。
?1期入試?
申込締切日:2024年7月10日(水)
開 催 日:2024年7月15日(月)10時?11時
?2期入試?
申込締切日:2024年11月6日(水)
開 催 日:2024年11月10日(日)10時?11時
博士後期課程
博士後期課程については、加えて研究能力を持った試験研究従事者や医療系大学など高等教育機関教員の構成を行ってきましたが、さらに本学大学院は一定の実績と経験を持つ社会人の再教育の機能も果たしています。
博士後期課程科目概要
博士後期課程研究指導教員一覧
シラバス
博士学位取得論文(修了生)
【2015年 3月】 PDF
【2012年 3月】 PDF
【2011年 3月】 PDF
大学院入試について
一般教育訓練給付制度
本学の医療科学研究科医療科学専攻(修士課程?博士後期課程)は、「一般教育訓練給付制度厚生労働大臣指定講座」です。
一定の条件を満たす雇用保険の一般被保険者(在職者)又は一般被保険者であった方(離職者)が、厚生労働大臣の指定する一般教育訓練を受講し修了した場合、受講者本人が一般教育訓練実施者に対して支払った教育訓練経費の2割に相当する額が公共職業安定所から支給(上限10万円)支給されます。
詳細は厚生労働省ホームページをご確認ください。
※本制度は2017年4月以降の入学者に適用されます。
医療科学研究科医療科学専攻修士課程(指定番号:24104-162001-9)別紙①
医療科学研究科医療科学専攻博士後期課程(指定番号:24104-162002-1)別紙②