第30回 碧鈴祭をハイフレックス型で開催しました

2020年11月26日

大学祭実行委員長
保健衛生学部 放射線技術科学科 3年 中山 克拓

第30回 碧鈴祭を開催しました!

11月7日(土)に千代崎キャンパス会場とZOOM同時4回線配信のハイフレックス型による大学祭を在学生と教職員を対象に開催しました。
テーマは「絆 ~今だからこそ~」。今年度は春先からオンライン授業や課外活動の自粛によって友人や先生方など日頃会えていない人たち同士が再び繋がり盛り上がれるような大学祭にしたい!との想いを込めて準備?実施を進めてきました。
催し物の数は例年より少ないものの、クラブ?サークルによる発表や、大学祭実行委員会の企画による「巨大パズル」?「BINGO大会」を開催。さらに、スペシャルゲストによるトークショーを体育館とZOOM配信により行いました。
クラブ?サークル発表では、ZOOM配信の視聴学生にも楽しんでいただけるよう、「見どころインタビュー」や「普段の活動紹介?部員募集コメントの発信」なども織り交ぜ、新型コロナウイルス感染症対策を十分に行った中で発表をしていただきました。
また、実行委員会企画の「巨大パズル」では、集めたパーツで一生懸命に問題を解き、正解する度にとても喜んでいた参加者の姿が非常に印象的でした。同じく「BINGO大会」でも、ZOOMで声による参加が可能な形で実施したこともあり、1つひとつの数字に一喜一憂する声を通して、参加学生の楽しんでいる様子が伝わってきました。
例年は音楽やお笑いのライブで楽しんでいただいているゲストも、今年は他地域でライブハウスでのクラスターが問題となったため、本学ではトークショーに変更し、ゴルゴ松本さんによる「命の授業」を開催しました。トークショーでは、将来 医療の現場で働く本学学生に対して、命の尊さや働き方の姿勢などをお話しいただき、参加者からは非常に心に刺さる内容だったとの声も聞かれるなど、大変ご好評をいただきました。
このように規模は縮小しての実施とはなりましたが、特にクラブ?サークルの方には多くの制限をお願いする中で、それぞれで様々な工夫を凝らすなど沢山のご協力をいただき、例年にも引けを取らない碧鈴祭を実施することができました。
今回、大学祭実行委員長という役割を通して、多くの方々とコミュニケーションを取りながら一つの目標に向かっていくことの難しさや、やり切った後の達成感など、普段の大学生活では経験できないようなとても貴重な経験をさせていただきました。
碧鈴祭が終わるまでは楽しいことよりも辛いことの方が多かったかもしれませんが、支えてくれる人達がいたからこそ、この大学祭実行委員長という大役を果たせたと思います。
大学祭の開催にあたり、ご協力いただいた本学教職員?学生の皆さん、その他ご参加?ご来場していただいたすべての皆様に厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

-学生課-

第30回碧鈴祭における新型コロナ感染症対策について

今年度の碧鈴祭は、新型コロナウイルス感染症の予防策を徹底して実施しました。

会場となった千代崎キャンパスでは、大学祭実行委員も含めた参加者全員が検温?フェイスガードとマスクの着用?手指消毒?部屋の換気?ソーシャルディスタンスの確保等を意識するとともに、二重?三重のチェック体制で実施したことにより、開催から2週間以上経過した本日においても一人の感染者も出すことなく無事に終えることができました。

例年は2日間開催し地域の方々にも参加いただいていますが、今年は1日に短縮し在学生のみを対象に実施しました。学内に留まる人数を最小限にするため、会場への入場者を制限して事前登録制による名簿管理や識別用リストバンドの着用を行うとともに、発表場所での感染対策としては、発表者と観覧者のエリアやテントを分け、向かい合う所にはビニールシートを設置するなど工夫しました。

また、在学生が自宅からも参加できるよう、碧鈴祭会場からハイフレックス型でのZOOM配信を実施しました。ZOOM配信は今回初めての取り組みで試行錯誤を重ねて準備し、4種類(1.発表者へのインタビューを中心とした「見どころ配信」 / 2.クラブ?サークル発表を余すことなくお伝えする「公演フル配信」 / 3.好評をいただいた「ゲストによるトークショー」 / 4.視聴者を対象とした「ZOOM大ビンゴ大会」)を同時に配信し、映像の上でも楽しんでもらうことができました。

さまざまな制限がある中で知恵を出し合い、皆の協力によって「感染者を一人も出さない大学祭」を作り上げることができました。