澳门皇冠足彩_澳门现金网-体育在线3年度 第1回薬学セミナーを開催しました

2021年04月26日

本年度第1回目の薬学セミナーが4月15日(木)の1限目に白子キャンパス6号館で開催されました。これまでに「薬学部セミナー」や「生体防御研究会」などが不定期に開催されてきましたが、それらのセミナーを一体化し毎月定期的に開催するという趣旨をもとに創設されたセミナーです。

その第1回目のキックオフセミナーは本学副学長である薬学科の鈴木宏治教授を演者に迎え、演題名「乳酸発酵ハナビラタケの自然免疫活性化?抗腫瘍作用」のもとに、鈴木教授が本学に着任してから行われた研究成果が紹介されました。ハナビラタケには全重量の45%ものβ(1-3)glucanが含まれており、免疫増強効果、生活習慣病改善効果、美白効果などの様々な効能効果のあることが知られています。今回の研究でハナビラタケ乳酸発酵物の抽出液には発酵前のハナビラタケ抽出物よりも20倍以上高濃度のβ(1-3)glucanが含まれていることが明らかになりました。そして、このハナビラタケの乳酸発酵物抽出物を投与した正常マウスでは自然免疫能の賦活効果が認められ、また大腸癌細胞のColon26接種マウスに対しては抗悪性腫瘍薬(fluorouracil)ほどではありませんが、fluorouracilとは異なる分子機序で抗腫瘍作用を示すことが認められました。

昨今の医療費圧迫の国内問題を鑑みると、今回鈴木教授に講演していただいた内容を応用することにより、食品や健康食品、特定保険用食品などを正しく摂取することにより、体質改善や健康維持、病状の進行抑制を可能にするセルフサプリメンテーションが重要であることが再認識されました。
鈴木先生の今後一層のご活躍を祈念いたします。

-文?写真 薬学部 薬学科 及川弘崇-