「医療人底力実践(応用)」実習報告会について

2021年10月14日

10月9日(土)2限に、2021年度「医療人底力実践(応用)」実習報告会がZoomで行われました。当初「医療人底力実践(応用)」には39名の履修登録があり、7施設での実習を予定していました。しかし、新型コロナウイルス感染拡大により4施設での実習が中止となり、8月中旬に実習が行われた3施設14名からの報告となりました。

報告会では、桜の森病院、三重中央医療センター、松阪中央総合病院で実習を受けた学生から、20分の持ち時間で実習内容、実習を通しての気づきに関する発表が行われました。また、発表後には活発な質疑応答が行われました。発表内容は、配信中の報告会動画により確認できます。是非ご覧ください。特に3年生の皆さんには、来年3月末に開講される「医療人底力実践(展開)」や4年次開講の本授業の受講を検討される際の参考になりますので視聴を勧めます。

報告会に参加いただきました教員の感想を一部紹介します。「高いプレゼンテーションスキルに驚いた」「実習グループの仲間関係を今後も維持できたら素晴らしい」「患者さんを受け持った体験、学生間やスタッフと意見交換した体験を大事にして欲しい」「良かった点を下級生に伝えてほしい。本授業の履修者が増えることを願う」「コロナ禍での貴重な体験と捉えることもできる」「自職種以外の医療の現場を知ることができた良い経験であったと思う」「この経験が医療の現場に存在する職種間の壁を低くすることを願っている」これらの感想からも分かるように、実習に参加された学生の皆さんにおかれましては、これまで各専門分野で学んだ様々な知識に加え、底力教育を受講され身に付けた医療人に必要なスキルを活用し報告会に臨まれ、その成果を十分発揮されたと思います。本授業が本学での学びの一つとして記憶に残ると共に、将来医療人としてそれぞれの専門職として業務に就かれた際、一助になれば嬉しく思います。

最後になりましたが、コロナ禍であるにもかかわらず実習にご協力いただきました3施設の関係者の皆様を始め、委員会委員の先生、事務局の皆様に感謝申し上げます。

-多職種連携教育委員長 吉子健一-