「2021年度 医療人底力教育 アカデミックフェア」を開催しました

医療人底力教育センターは、1月13日（木）の4時限に、オンラインで「2021年度 医療人底力教育 アカデミックフェア」を開催しました。

「アカデミックフェア」の目的は、初年次における底力実践の学習成果や学生の皆さんの成長の過程を、底力教育に関わってくださった教職員のみならず、多くの皆様に知っていただくことにあります。今年度は、新型コロナの感染リスクを低減させる観点から、オンライン?対面をクラスごとに隔週で実施する形式で授業を行いました。

初年次の底力実践は、全学対象の科目で、約670名の新入生が履修し、学科の枠を越えて14クラスに分かれてグループワークを行い、ともに学ぶ経験を持ちます。

今年度は各クラス担当教職員の評価による優秀者14名、学生評価による優秀者1名を表彰し、優秀者によるプレゼンテーションも実施されました。各クラスの代表学生が医療福祉に係るテーマ、例えば、救急車の有料化問題、あるいは社会的な課題、例えば高齢者ドライバーの免許の返納問題、レジ袋の有料化や昆虫食の問題など各自が興味関心のあるテーマについてプレゼンテーションを行ってくれました。テーマに関する情報を丁寧に調べ、整理し、図表やイラストを効果的に入れ、アニメーションの技法を取り入れるなど様々な工夫をし、問題意識をもって意欲的に取り組んだことがよくわかる素晴らしい内容でした。学生の皆さんが、相互に切磋琢磨し、さらに研鑽を積み、医療福祉専門職として社会で活躍される日が楽しみです。

最後になりましたが、ご協力いただいた教職員、図書館、事務局の皆様に心から感謝申し上げます。

－医療人底力教育センター長　福田 八寿絵－