大井一弥薬学部長が、日本薬学会学術誌AwardであるThe Most Published Author Award 2017-2021 in BPBに選出されました。

日本薬学会は、我が国で最も古く1880年に発足した学会で、現在の会員数は約17,000人であり、医薬創製、生命科学、医薬品の適正使用など日本の薬学研究をリードしてきました。

この度、日本薬学会から本学の大井一弥教授に日本薬学会学術誌Awardである「The Most Published Author Award 2017-2021 in BPB」が授与されました。この賞は、2017年から2021年の5年間に日本薬学会が刊行している英文雑誌 Biological and pharmaceutical Bulletin (BPB) に最も多くの論文を掲載した著者に授与されるものです。大井教授はこの5年間にBPB誌に７つの論文を発表しており、その内容は、皮膚の生理機能に及ぼす生体内炎症の影響、高用量ビタミンC投与の抗腫瘍効果に関するものです。

大井教授は、臨床で見出された薬学的問題を基礎研究で検証するという基礎と臨床の融合研究を実践しており、この領域のリーダ―的存在です。

掲載論文：
1.　Kentaro Nakanishi, Kazuya Ooi, et al., Biol. Pharm. Bull. 44 (6), 884-887, 2021.
2.　Kentaro Nakanishi, Kazuya Ooi, et al., Biol Pharm Bull. , 44 (1) ,75-81 , 2021.
3.　Kenji Goto, Kazuya Ooi, et al., Biol Pharm Bull, 42, 1419-1422, 2019.
4.　Kondo K, Kazuya Ooi, et al., Biol Pharm Bull. , 42(6), 954-959, 2019.
5.　Kenji Goto, Kazuya Ooi, et al., Biol Pharm Bull. 42(3), 468-474, 2019.
6.　Yoshihito Murakami, Kazuya Ooi, et al., Biol Pharm Bull, 42(4), 586-593,2019.
7.　Kanako Kondo, Kazuya Ooi, et al., Biol Pharm Bull, 41, 1797-1803, 2018.

－副学長（大学院?研究担当）鈴木宏治－