医療人底力実践Ⅱ 成年年齢の引き下げに伴う消費者教育講演会を開催

2022年05月25日

5月14日 医療人底力教育の一環として成年年齢の引き下げに伴う消費者教育講演会をオンラインで開催しました。講師として弁護士の楠井嘉行先生にご講義いただきました。

講演会の目的は本年度4月より民法が改正され、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられ、成人年齢の引き下げの及ぼす影響、特に消費者トラブルについて学生の皆さんに考えてもらうことにあります。

学生の皆さんから以下のような講演についての感想がありました。
?今回この講義を受けて、成年年齢が引き下げられ、改めて自分が成人になったということを再認識しました。
?自分が責任をもって行わなければ取り返しのつかない大変なことになりかねないため、自分が行う契約行為が安全なのかをしっかり確認しなければいけないことがよくわかりました。
?なんとなく聞いていましたが、今回の講義を受けて、不用心なことがどれだけ危ないかがとてもよく理解できました。成人になったという自覚を持ち、日ごろから気を抜かないように生活していこうと思いました。とてもためになる講義でした。
?これからは、成人であることを自覚して大人の一員として恥ずかしくない行動をとっていきたいです。
?マルチ商法やキャッチセールスなどは高校の時に授業で注意しなければならないことだと習ったことがあったが、それを今回の後援会で改めて気を付けようと思いました。
?成人になってできることもふえたけど、それにともなう責任がついてくるので気を引き締めたいです。

以上のように、具体的な事例を挙げての講演であったため、理解が深まった内容であったと思います。

この講演会を機に学生の皆さんが、消費行動を含め、成年として自覚を持った行動につなげていただければと願っています。

-医療人底力センター長 福田八寿絵-

■楠井法律事務所 弁護士 楠井嘉行先生
成年年齢引下げと消費者トラブルから身を守るために~18歳成人とは?意味を考えよう~ 講演会資料