第22回薬学セミナーを開催しました

2023年10月27日

10月12日(木)の第22回薬学セミナーでは、岩島 誠 教授(本学薬学科、題:国内栽培したアカネ科植物カギカズラのインドール型アルカロイドの分析)、および柏木翔和 助手(本学薬学科、題:生薬サンズコンの成分研究)にご講演いただきました。

岩島先生は、アカネ科植物カギカズラを国内栽培するという、産学官プロジェクトに携わっておられます。重要生薬であるカギカズラの消費量は年々増加しているものの、本邦で入手できる市販品は中国からの輸入に100% 依存しているため、国内での栽培に産学官で取り組むとのことです。生薬に含まれる薬効成分の量や組成は土壌や気候により大きく変化することが知られています。岩島先生らは、国内産のカギカズラに含まれる複数のアルカロイドを定量し、市販品のそれらと比較した結果を本発表にて報告していただきました。

柏木先生は、マメ科のSophora tonkinensis の根および根茎を基原とする生薬サンズコン(山豆根)に含有される新規生物活性化合物の探索を行っておられます。サンズコンには様々な活性成分が含まれているようで、実際にそれらを基に胃炎?胃潰瘍治療薬sofalconeが開発されました。柏木先生らの研究において、サンズコン抽出物をカラムクロマトグラフィーでそれぞれの化合物を単離したところ、新規化合物8種の発見に至ったようです。今回はそれらの構造決定に関して報告していただきました。

詳細につきましては、添付の講演要旨やスライドをご参照ください。

-薬学部 薬学科 教授 米田 誠治-

■薬学科? 岩島 誠 教授
薬学セミナー要旨
スライド

■薬学科? 柏木 翔和 助手
薬学セミナー要旨
スライト?