SUMS自然農園でブロッコリーの定植をしました

2024年04月08日

4月2日(火)、保健衛生学部 医療福祉学科 医療福祉学専攻の学生7名が、「家庭教師みっけ」1)から子どもたち4名と保護者様1名、代表職員さん1名をSUMS自然農園にお招きして農作業を行いました。この日の作業は、1月9日に苗ポットへ種まきをしたブロッコリーの苗を畝へ定植しました 2)。作業にあたっては、子ども1名につき学生1名がサポートして、ブロッコリーの定植と新たにブロッコリーの種まきとサツマイモの種イモ植えをしました。今回初めて参加した学生からは、「とても楽しかった」「心が洗われる気がします」「子ども達が喜ぶ姿が見られて良かった」「一緒に作業ができるようなことがまたあれば良いなと思いました」という感想がありました。また、1月の作業に引き続き参加してくれた子どもたちは、移植ごての使い方が上手になったり、作業に集中することができたりしていました。作業後には、子どもたちと学生が一緒に、農園周辺の草から「四つ葉のクローバー探し」をして、四つ葉と五つ葉のクローバーを見つけることもできて盛り上がりました。

鈴鹿医療科学大学では、SUMS 自然農園を通して、園芸福祉の活動を行っています。園芸福祉の活動をひと言でいうと、「仲間をつくり、草花を育てて、みんなで幸せになろう」という活動です。それも、地域に暮らすさまざまな人たちが、同じ立場で参加、植物を通した多彩な活動を展開し、一緒に楽しみ、豊かな地域社会を創りだしていくことを目的としています 3)。この後の野菜の成長や収穫を楽しみにすることも園芸福祉の活動を行った意義があり、みんながまた集まって交流できる機会となります。

-保健衛生学部 医療福祉学科 准教授 合田 盛人-

1)「家庭教師みっけ」は、発達にかたよりのある子ども専門の家庭教師事業を展開しています。
2) 鈴鹿医療科学大学ホームページ「SUMS自然農園でブロッコリーの種まきをしました
3) 日本園芸福祉普及協会編(2022)『園芸福祉入門』4頁、創森社。